2022.08.05|レシピ
ハナビラタケと旬の食材で整う ~美人薬膳レシピ~
皆さんは、ハナビラタケというきのこをご存じですか?
標高1000メートル程度の高山地帯に自生する希少なきのこで、
安定した人工栽培は難しいとされ、〝幻のきのこ〟と言われています。
その名のとおり白い花が咲いたような美しい姿が特徴で、
独特の食感と旨味があり、免疫力を高める食物繊維「βグルカン」が豊富。
くせのない味わいで、和洋中を問わず様々な料理で楽しめます。
季節の変わり目を示す「二十四節気」。
古代中国で生まれた考え方で、太陽の動きをもとに1年をそれぞれ12ある節気と中気に分け、
季節の移ろいを知る目安とされてきました。
季節の変わり目はまた、体調を崩しやすい時期でもあります。
ハナビラタケと一緒に、旬の食材のエネルギーを頂くことで、
身体の中から美しく健やかに過ごしましょう。
身近な食材で簡単においしく作れる「美人薬膳レシピ」を提唱する、薬膳料理研究家の
谷口ももよさんが二十四節気に合わせて制作監修したおすすめの一皿をご紹介していきます。
薬膳料理研究家 谷口ももよ
岐阜県出身。自身の体調不良から薬膳の世界に没頭し、健康は日々の食卓からと考え2009年より自宅にて薬膳料理教室を開催。食べることは生きること。わかりにくいといわれる薬膳をより一人でも多くの方に伝えることを使命とし、日本の食文化に沿った身近な食材で簡単で美味しい薬膳レシピを提唱。
メディアへの出演、講演会、企業、レストランへの薬膳レシピ開発や商品開発など活動は多岐にわたる。