農業は森からはじまる

〈もりのわ〉のきのこづくり

撮影協力:富山県西部森林組合

間伐材から菌床へ

貯木場

貯木場

豊かな高山の森が維持されます。菌床用の木材は、あと200年のストックをかかえています。撮影協力:富山県西部森林組合
広葉樹が計画的に切りだされています。
チップへ

チップへ

乾燥したあと切断され細かいチップになります。

撮影協力:富山県西部森林組合
〈もりのわ〉の菌床用チップは100%国内産です。
殺菌工程

殺菌工程

チッフ゜は中田菌床工場へ運ひ゛、おか゛粉や米ぬかなと゛の栄養材とませ゛あわせ、殺菌釜に入れて、雑菌を除去します。
現在100%国産菌床を目指し研究開発を進めています。

工場でゆっくり眠り、「きのこ」になる時を待ちます

約100日の眠り

約100日の眠り

菌床の中で菌糸がゆっくりゆっくり育ちます。
私たちは栽培工場を「森」にたとえています。〈あしつきの森〉〈となみの森〉〈いみずの森〉の3つが稼動しています。
菌床が完成します

菌床が完成します

雪化粧のように白くなれば、菌糸がくまなくのびた証拠です。
きのこの本体は、実は菌糸です。きのこそのものではないのです。
芽ぶき

芽ぶき

さらに数ヶ月。ブロックは茶色に変色し、きのこの「芽」がところどころに生まれてきます。
私たちが食する、いわゆる「きのこ」は子実体(しし゛つたい)と呼ばれていて、子孫を残すために出現する組織です。

栽培室で時を待ちます

ていねいに育てます

ていねいに育てます

発育の様子をわが子のように愛情をもって見守ります。
大きく育てるために、芽と芽の間隔を見ながら「芽かき」と呼ばれる摘果(てきか)が行われます。
そろそろ摘み時です

そろそろ摘み時です

モーツァルトを聴いて育つきのこもいます。
きのこを育てる環境は、細心の注意を払って維持されています。
朝摘みの風景

朝摘みの風景

早朝から摘みとり作業は始まります。どれを摘み、どれを明日に回すのか、熟練のワザです。
作業の合間にもきのこはどんどん育っていきます。スピードが肝心の工程です。

デビュー目前

とれたてのきのこ

とれたてのきのこ

新鮮なきのこは、まるで赤ちゃんのお肌のような柔らかさです。
かさの内側がひらききらないところがポイントです。
選別

選別

最新鋭の自動選別装置がきのこを選り分けます。
お客様の元へ送り出す時間を最小に、鮮度を最大にするためです。
チェック

チェック

厳密な、検査をしているところです。ベテランの目が光ります。
常に健康なきのこのみを出荷できるように留意しています。
集荷の風景

集荷の風景

トレー商品は、人の手でていねいに詰め合わされていきます。
パッケージングは、つねに時間との戦いです。
パッケージング

パッケージング

〈もりのわ〉は、環境に配慮したエシカルな商品パッケージを採用しています。
鮮度維持に注意を払ったパッケージを導入しています。
出荷

出荷

栽培センター〈あしつきの森〉からお客様の元へ向かいます。食卓の笑顔を想像しながら。
森から街への旅立ちの瞬間です。